副葬品とは?葬儀で棺に入れてよいものとよくないものをそれぞれ紹介

公開日:2025/08/15
副葬品 よいものよくないもの

故人とのお別れの際に棺に入れる副葬品は、故人が愛用していたものや送る側の想いが詰まったものを選ぶのが一般的です。しかし、副葬品として選んではいけないものもあるため、注意しなくてはいけません。本記事では、副葬品として棺に入れてよいものと相応しくないものを、それぞれ紹介しますので参考にしてください。

副葬品とは?

故人のお気に入りのものや故人への思いが詰まったものを一緒に埋葬する品のことを副葬品といいます。故人の思い出の品や嗜好品を中心に入れられるのが一般的です。

入れなければいけないものが決まっているわけではありません。故人と遺族の想いを尊重しながら話し合って決めるとよいです。

副葬品としてよく選ばれるものと選んではいけないもの

日本では火葬が一般的なため、燃え残るものや爆発の危険性があるものなどは選べません。ここからは、副葬品としてよく選ばれるものと選んではいけないものについて、具体的に紹介していきます。ただし葬儀社や火葬場によってルールが決められている場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

故人が好きだったお花

葬儀では、出棺する前に花を納めるのが一般的です。祭壇脇に供えられている花を切り取って棺の中に納めます。故人が好きだったお花と合わせて棺に納められます。

故人のお気に入りの洋服

故人が気に入っていた洋服や帽子も、選ばれています。納棺の際は、故人は白装束を着せられることが多いため、故人にかけられている布団の上に入れます。

洋服を入れる際は、化学繊維のものではなく、綿や絹といった天然素材のものを選びましょう。スポーツをしていた方ならば、ユニフォームを入れられます。

故人に宛てた手紙

故人への想いや感謝の気持ちを綴った、手紙や寄せ書きも選ばれています。故人への手紙を書くことで気持ちを整理できるため、故人を見送る準備にもつながります。

遺族や親族以外の人が納める場合は、喪主の了解を得ておくのがマナーです。

故人が望んだもの

故人が生前に棺桶に入れてほしいと望んでいたものがあるときは、副葬品を用意しておきましょう。サイズや燃えやすさなどの条件を満たす必要がありますが、生前の好物や嗜好品を選ぶのもよいです。ビンや缶は燃えないので、飲み物を入れる場合は、紙パック入りのものが適しています。

御朱印帳や千羽鶴

故人が生前に寺院をめぐって集めた御朱印帳や病室に飾っていた千羽鶴なども副葬品として選ばれています。御朱印帳は、仏さまを厚く信仰し公徳を積んでいた証でもあるため、おすすめの品です。

千羽鶴は、見送る人々の想いが込められている伝統的な品です。棺に納めることで故人をしのび、天国への道のりを見守ってくれます。

故人が写っている写真

棺には、写真も入れられます。故人が好きなものと写っている写真や趣味を楽しんでいる写真を選ぶとよいです。

アクセサリー類

腕時計や指輪、メガネを選ぶ方も多いです。しかしガラスや金属は燃えにくい素材のため、火葬炉の故障の原因になります。

最悪の場合、遺骨を汚してしまう可能性もあるため、アクセサリー類は選べません

本やアルバム

本やアルバムは可燃物扱いですが、分厚いものは燃えにくいので副葬品に相応しくありません。どうしても入れたい場合は、必要なページを切り取り、一部のみを入れるとよいです。

破裂や爆発するもの

スプレー缶や密閉容器など、破裂や爆発する恐れがあるものは選べません。釣り竿やラケット、カーボン製品も危険物扱いになるため、棺には入れられません。

スマートフォンやスマートウォッチも電気機器も燃やせないので注意しましょう。

副葬品の選び方のポイントと迷ったときの相談先

故人の思い出の品や持ち物が多いほど、選ぶのに時間がかかってしまいます。また心を込めて選んだものが、棺に入れられなかった場合、心残りになってしまいます。そのため、選び方のポイントと、迷ったときの相談先を知っておくことが大切です。

副葬品の選び方のポイント

副葬品は、火葬の安全性を考慮し、適切な品を選ばなくてはいけません。燃えにくい素材のものや有害物質が発生する可能性があるものは避けましょう。

大きすぎる品や火葬炉の故障につながるものも不適切です。遺日用品は、さまざまな素材が組み合わさっているものも多いため、危険性が高い素材が含まれていないのか、事前確認が重要です。

遺骨を傷つけてしまう可能性があるものは、とくに注意しなくてはいけません。また故人との思い出が詰まっているものや想いを伝える手紙といった、遺族ならではの視点で選ぶと、より意味のある葬儀を執り行えます。

迷ったときの相談先

自分で判断するのが難しい場合の相談先は、葬儀社または火葬場です。地域によって判断基準が異なるものもあるため、自分で判断するのは難しいです。

また葬儀社や火葬場は、葬儀のプロのため、代替案やアドバイスをしてくれる場合もあります。事前申請で納められるものもあるため、確認が必要です。

迷ったときには、火葬の直前ではなく、事前に相談しておくことをおすすめします。

まとめ

副葬品は、火葬に相応しくないものもあるので慎重に選ばなくてはいけません。場合によっては、火葬炉の故障や有毒ガスの発生につながる恐れもあります。入れてもよいものなのか分からないときは、葬儀社や火葬場に相談をおすすめします。また葬儀社や火葬場によってルールが決まっている場合も多いので、事前に確認しておくことが重要です。

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