
近年、葬儀の形式は変わり、参加する機会も減少しています。しかし、いざという時に備えて、あらかじめ葬儀に必要なものを準備しておくと安心です。この記事では、はじめての葬儀に最低限必要な持ち物と、準備しておくと心強いアイテムをご紹介します。ぜひチェックしてください。
参列する際の持ち物
葬儀に参列する際、最低限必要な持ち物は6つとされています。
ここでは、参列時に準備しておくべきものを紹介します。
香典
葬儀に参列する際、香典は欠かせません。
香典は、お通夜の際に渡すことが多く、葬儀時には不要とされることもあります。また、新札ではなく古札を使用するのがマナーですが、新札しかない場合は一度折り目をつけてから入れると良いでしょう。
袱紗(ふくさ)
香典袋を包む袱紗も重要で、色はグレーや黒など目立たないものが推奨されます。
最近では家族葬が増えたため、使用頻度は減っていますが、親戚付き合いが多い場合は一枚もっておくと安心です。
数珠
数珠は、葬儀参列時に必要なアイテムです。
デザインに決まりはないため、自分の好みに合わせたものを選んでおくと良いでしょう。
ハンカチ
ハンカチは白または黒のものがマナーです。
キラキラしたラメ入りのものは避け、目立たない刺繍やレースが施されたものを選ぶと、使用しやすいです。普段使いのものでも問題ないので、事前に用意しておくと安心です。
財布・バッグ
現金を使用する場面も考慮し、万が一に備えてお財布をもっておくと安心です。
財布は、バッグに収まるコンパクトなものを選びましょう。色は地味なものが無難で、安価なもので十分です。小さめでまとめやすいものを準備しておくと便利です。
事前に準備しておくと安心な持ち物とマナー
葬儀は突然訪れることが多いため、事前に準備しておくと安心な持ち物があります。
以下では、葬儀に備えて準備しておくと安心なアイテムとそのマナーについてご紹介します。
ストッキングや傘
女性の場合、葬儀には黒いストッキングが必要です。
一般的には、20デニール程度の薄いストッキングが主流となっています。伝線のトラブルに備えて、予備のストッキングを1枚持参しておくと安心です。また、天候によっては、雨が降ることも考えられます。黒や紺色の傘を準備しておくと便利ですが、もし適当な傘がなければ、ビニール傘でも問題ありません。
数珠の貸し借りはできない
葬儀に参列する際、数珠を忘れた場合、他の人から借りることはマナー違反とされています。
数珠は自分で準備しておく必要があります。万が一数珠を忘れた場合、焼香の際に数珠を使わず手を合わせることがマナーです。事前にバッグに数珠を入れておくことで、安心して参列できます。
カイロや扇子
葬儀の会場は、季節によっては寒かったり暑かったりすることがあります。
とくに遠方から参列する場合、季節に応じた対策をすることが大切です。寒い時期には、カイロを用意しておくと役立ちます。カイロはかさばらないため、季節が変わる前に少し多めに購入しておくと安心です。また、暑い夏の時期には、黒い扇子を持参すると快適に過ごせます。
急な訃報に備えて用意しておくべきものとは
葬儀は突然訪れることが多く、とくに小さな子どもをもつ家庭や仕事が忙しい方にとっては、急な準備が難しい場合もあります。
そんな時に備えて、あらかじめ用意しておくと安心なアイテムをご紹介します。
風呂敷やマイバッグ
近年、家族葬が増えており、葬儀に参列する際に荷物が多くなることが予想されます。
とくに小さな子どもがいる家庭では、帰りに荷物が増えることも考えられます。そんなとき、風呂敷やマイバッグがあると便利です。色は黒や派手でないものが好ましく、事前にひとつ家に用意しておくと安心です。また、子どもが寝てしまったときに備え、ブランケットも用意しておくと便利です。
着替えやエプロン
遠方から参列する場合、喪服のままで移動するとしわがつくことがあります。
そのため、着替えを準備しておくと安心です。また、親族や親しい方の葬儀では、お手伝いを頼まれることがあります。お手伝いの際は、白や黒のエプロンを着用することがマナーです。地域によってはエプロンを事前に準備してくれたり、色を指定されることもあるので、確認しておくと安心です。
色や素材は地味なものを選ぶ
葬儀に参列する際の服装は、黒が無難です。
紺やグレーなどの地味な寒色系も適しています。デザインはシンプルで地味なものを選びましょう。髪が長い方は、黒いヘアゴムを使って髪をまとめることがマナーです。黒でもリボンや大きな飾りのついたものは避けるようにしましょう。
まとめ
葬儀に参列する際、慣れていないと何を準備すればよいか迷うこともありますが、事前に必要なアイテムをそろえておくことで、落ち着いて対応できます。基本的な持ち物として香典や数珠、財布、バッグを準備し、さらに急な訃報に備えて風呂敷やマイバッグ、着替え、エプロンを用意しておくと、より安心です。また、ストッキングや傘、カイロや扇子など、季節や天候に応じたアイテムを準備することも大切です。葬儀に参列する際は、細かいマナーにも気を配り、服装や持ち物に注意を払いながら、故人や遺族に対して心からの哀悼の意を表すことが重要です。準備をしておくことで、急な事態にも冷静に対応できるので、ぜひ参考にして準備しておきましょう。
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引用元:https://yokosuka-sougi.com/
家族葬に特化!家族の想いに寄り添う葬儀を提案-
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